【完全復活】RX-M50ラジカセ修理|モーター固着を潤滑で復活させる方法

みなさん、りゅう@kawamuraryuです。

今回は、懐かしのラジカセ「RX-M50」を修理した記録をまとめました。

「テープが回らない」「再生できない」といったトラブルの原因は様々ですが、今回の原因はモーターの固着でした。

結果として、潤滑油を使うことで無事に復活させることができましたので、同じ症状で困っている方の参考になればと思います。

こちら今回の作業の様子の動画もございますので合わせてチェックいただくとより分かりやすいです。

RX-M50とはどんなラジカセ?

RX-M50 ラジカセ 外観 Panasonic レトロラジカセ

RX-M50は、Panasonic(ナショナル)から発売されたポータブルラジカセで、シンプルながら実用性に優れたモデルです。

カセットテープ全盛期に登場した機種で、家庭用としてだけでなく、屋外や作業現場など幅広い用途で使用されていました。

主な特徴

  • カセットテープ再生・録音機能
  • AM/FMラジオ搭載
  • コンパクトで持ち運びしやすい
  • 電池とAC電源の両方に対応

現在ではレトロ家電として人気があり、中古市場でも一定の需要があります。

ただし、製造から長い年月が経っているため、ゴムベルトの劣化やモーターの不具合が発生しやすいのが特徴です。

今回の症状

今回入手したRX-M50は、以下のような状態でした。

  • 再生ボタンを押しても動かない
  • モーター音がしない
  • テープが回らない

このような場合に考えられる原因は主に以下です。

  • ゴムベルト切れ・劣化
  • モーター故障
  • モーターの固着

原因を特定するため、分解して内部を確認していきます。

分解して内部をチェック

RX-M50 分解 背面ネジ取り外し ラジカセ修理

まずは本体背面のネジを外し、慎重に分解していきます。

RX-M50 内部構造 分解途中 カセットデッキユニット

ラジカセはネジの種類や長さがバラバラなことが多いため、外した位置ごとに管理することが重要です。

次にこちらのカセットのところのユニットが下記写真赤マル部分ネジ2本でついていたのでこちらも外していいます。ユニットについてる配線も取り外した方が作業はしやすいです。

RX-M50 カセットユニット取り外し ネジ位置

RX-M50 分解状態 内部パーツ配置

内部を確認したところ、今回はゴムベルトは切れておらず、状態も比較的良好でした。こちら写真少しわかりにくいですが、どうやらゴムベルトは切れていないようです。

ラジカセ ゴムベルト 劣化チェック RX-M50

RX-M50 ゴムベルト状態 切れていない確認

つまり、今回の原因はベルトではなくモーター側のトラブルの可能性が高くなります。できればゴムベルトが切れているだけの方が作業がしやすく楽だったのにと思ってしまいました。

原因はモーターの固着だった

最初はモーターの方に電気が流れていないのかなと思いましたが、測ってみたところ普通に電気は流れているようでした。

RX-M50 モーター 電圧確認 テスター測定 RX-M50 モーター 電圧測定 修理診断 ラジカセ モーター 電気供給確認 RX-M50

こちらのモーターを取り外していきます

RX-M50 モーター取り外し 修理作業

モーターの状態を確認するため、写真の赤マルの部分、軽くモーター軸を回してみたところ、手ではかなり簡単に回せました。なのでモーターの固着でもないのか?とも最初は思いました。

RX-M50 モーター軸 回転チェック 固着確認

ダメ元でカセットを再生するとモーターが回りました。

RX-M50 モーター回転確認 テープ再生復活

モーターが動いてるところは動画を確認していただければ幸いです。

これは典型的なモーター固着の症状です。

モーター固着とは?

長期間使われていない機器では、内部の潤滑油が乾燥したり、汚れが蓄積することで回転しなくなる現象です。

特に古いラジカセではよくあるトラブルの一つです。

修理方法|潤滑油で復活させる

モーターが動いたという事でラジカセ本体の中がほこりやら長年の埃やら汚れやらでかなり汚くなっていたのでパーツクリーナーで綺麗にしました。(ゴムベルトや樹脂製部分のところに吹きかけるのはあまり良くないと思いますのでご注意を)

毎回、恒例のこちらのパーツクリーナーを使いました。


RX-M50 内部清掃 パーツクリーナー使用 ラジカセ 内部ホコリ除去 RX-M50 修理

お気持ち程度ですが、綺麗にしておきました。モーターの軸の部分には潤滑油を少し吹きかけておきました。

ラジカセ モーター メンテナンス オイル注入 RX-M50 モーター 潤滑油 注油 固着修理

さあ、あとは元通りに組み直していくだけですがゴムベルトの取り回しに苦戦しましたが、なんとか上手くいきました。

RX-M50 ゴムベルト 取り付け 組み立て

テープを再生することができました。

今回の修理は非常にシンプルです。

手順

  1. モーターの軸部分を確認する
  2. 潤滑油を少量吹き付ける
  3. 手で軽く回して馴染ませる
  4. 通電して動作確認する

潤滑油を使用したところ、徐々に動きが軽くなり…

無事にモーターが回転するようになりました!

動作確認

実際にカセットテープを入れて再生してみると、しっかり回転し、音も問題なく出力されました。

今回のように、モーター固着が原因の場合は部品交換なしで復活するケースも多いです。

作業時の注意点

潤滑油を使う際は、以下の点に注意してください。

  • 吹きすぎない(基板に付着すると故障の原因)
  • ゴムベルトに付けない(滑って動かなくなる)
  • できれば精密機器用オイルを使用する

適量を意識することが重要です。

今回の修理まとめ

(ここに写真追加)

  • 症状:テープが回らない
  • 原因:モーター固着
  • 対処:潤滑油で復活

古いラジカセは故障していると思っても、実際には簡単なメンテナンスで復活することが多いです。

RX-M50はまだまだ現役で使える

今回の修理を通して、昔の家電の耐久性の高さを改めて実感しました。

しっかり手を入れてあげれば、今でも十分実用レベルで使えるのが魅力です。

レトロ家電が好きな方や、カセットテープを楽しみたい方にはおすすめの一台です。

今回の作業の様子の動画もぜひ合わせてチェックいただくとより分かりやすいです。

まとめ

今回はRX-M50の修理について紹介しました。「動かない=壊れている」と決めつけず、原因を一つずつ確認することが大切です。

特にモーター固着はDIYで直せる代表的なトラブルなので、ぜひ挑戦してみてください。

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